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あなたの子は生きる [こども説教]

2020年7月19日 ヨハネ4:46‐54  「あなたの子は生きる」

 皆さん、おはようございます。皆さんは、体温計で熱を測ったことがありますか。今まで、最高何度まで熱が出たことがありますか。

 私の子どもたちは今は大学生ですが、小学校や中学校のころ、何回か高い熱を出したことがあります。一番高かったのは、42度です。

 ふつうは、高くても、38度とか39度とか40度くらいなのですが、42度も熱が出てしまったので、びっくりして、119番に電話して、救急車に来てもらいました。そしたら、救急車がサイレンを鳴らして、うちの前まで来て、救急隊の人が、家の中まで入ってきました。そして、二段ベッドの二階で寝ていた私の子どもを抱え上げて、救急車に乗せて、病院まで連れて行ってくれました。

 その時は、本当に心配で、神さま、助けてください、とお祈りしました。私の子どもはそのまま一週間くらい入院することになりました。

 皆さんも、もしかしたら、似たような経験があるかもしれませんね。入院したことがある人、いますか。入院はしなくても、病気で家で寝ていたことは何度かあると思います。

 そんなとき、みんなも心配だったと思いますが、お母さんやお父さんも心配したと思います。

 今日の聖書にも、似たようなお話が出てきました。

 ある人の子ども、男の子が、高い熱が出て、死にそうになってしまいました。その人は、どうしても子どもを助けたくて、イエスさまのところにやってきました。そして、イエスさま、助けてください、と言いました。

 イエスさまはその人に「大丈夫、家に帰りなさい。あなたの息子は生きる」と言われました。すると、子どもの熱が下がって、子どもは助かった、と言うのです。

 この話を聞いて、みんなに信じてほしいことは、神さまはみんなに生きてほしいと願っている、神さまはどんなときでも病気の時でもみんなが生きられるようにしてくださる、ということです。もし、今度、病気になってしまったら、神さまがわたしを生きられるようにしてくださるということを思い出してください。

 それから、お母さん、お父さんたちも、お子さまのことでは、病気や病気以外のこと、成長のこと、将来のことで、いろいろ心配がおありかも知れませんが、イエスさまは「あなたの子どもは生きる」と言ってくださることを思い出してください。

 それでは、お祈りいたしましょう。神さま、イエスさまは、「あなたの子どもは生きる」と言ってくださいました。わたしたちがどんなときでも、このイエスさまの約束を思い出すことができますように。イエス・キリストによってお祈りいたします。アーメン。

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