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2024年4月7日 [今週の聖書の言葉]

【今週の聖書の言葉】2024年4月7日

戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。(ヨハネ20:26)

 イエスは十字架で死んで墓に葬られてしまいました。弟子たちは自分たちにも同じことが起こることを恐れ、さらには、これからは師であるイエスがいないことをも恐れ、鍵をかけ、部屋の中に閉じこもっていました。
 けれども、イエス・キリストは閉ざされたわたしたちの心の真ん中に入ってきて、「平和があるように」と言ってくださいます。キリストご自身が平和、シャロームとなり、わたしたちの心の芯にいらしてくださいます。
 トマスは復活したイエスを見ないと信じないと言いました。目に見える証拠を求めたのです。けれども、キリストは「見ないのに信じる人は、幸いである」(20:29)と言われました。
 信じるとは、目に見える証拠に確信を得ることではなく、わたしたちの心の真ん中におられる目に見えないイエス・キリストの平安に支えられ、それに委ねることなのです。

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