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2024年2月4日 [今週の聖書の言葉]

【今週の聖書の言葉】2024年2月4日

病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」 イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。その日は安息日であった。(ヨハネ5:7-9)

「床を担いで歩く」とはどういうことでしょうか。この日は安息日であったので、これは律法に背くことを意味しました。この病人は律法に縛られない生き方を選択したのです。
 律法に縛られる生き方は、どうじに、世の中の決まり事や常識とされることにとらわれ、優劣主義、競争、自分中心といった世の中の価値観に染まった生き方でもあるでしょう。
 けれども、安息日であるにもかかわらず床を担いで歩くことを選択したこの病人は、律法や世の中の価値観ではなく、「起き上がりなさい」というイエス・キリストの言葉に従う生き方を選んだのです。
 イエス・キリストに従う生き方をするということは、イエス・キリストがそうしたように神さまを信頼して神さまに委ねて生きることです。
 また、イエス・キリストが神さまの御心、愛の御心に従われたように、わたしたちもこの世の自己中心主義ではなく、自分以外の人を大事にし、隣人を中心に置こうとする、神さまの国の精神にしたがって生きることを祈り求めることです。

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