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あきらめない [こども説教]

こども20221204  ルカ1:26-38  p.100 「あきらめない」

皆さん、おはようございます。皆さん、希望という言葉を知っていますか。希望とは、どんなことがあってもあきらめない心のことです。

マリアさんのところにガブリエルという天使がやってきて、「あなたは救い主になる子どもを産みますよ」と言いました。イエスさまのことです。マリアさんは、自分が子どもを産んで、その子どもが救い主になるなんて信じられませんでした。

ですからマリアさんは天使に「そんなことがあるはずないです」と言いましたが、天使は「神さまが神さまのお力でそうしてくださるのです」と言いました。

それから、天使はこんなことも言いました。「あなたの親戚のエリサベトさんはもうおばあさんですが、もうじき子どもが生まれるのですよ。神さまがそうしてくださるのですよ」

わたしたちは、そんなことはありえないとか、そんなことは無理だ、とあきらめてしまうことがありませんか。

ロシアとウクライナというところで戦争が起こっています。たくさんの人が死んでいます。早く終わってほしいと世界中の人びとが望んでいますが、戦争はなかなか終わりません。

コロナがずっと続いています。もう三年も続いています。もうじき終わるかなと思いましたが、またこれから、コロナにかかる人が増えるとも言われています。

けれども、これまで、いろいろな病気、治らないと思われていた病気も、治るようになったり、その病気がほとんどなくなったりしています。

これまで、なかなか終わらなかった戦争の中にも、ついには終わった戦争もあります。

もうだめだ、もうできないとあきらめてしまわないことが大切です。かならず神さまが力を貸してくださいますから、わたしたちはあきらめない心を持ちましょう。

お祈りしましょう。神さま、マリアさんにありえないことが起こったように、わたしたちも、ありえないとあきらめず、神さまを信じる心を与えてください。神さまに希望を抱く心を与えてください。イエス・キリストによってお祈りいたします。

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