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イエスさまの教えてくれたお祈り [こども説教]

こども20210711 マタイ6:9-13 「イエスさまの教えてくれたお祈り」
 皆さん、おはようございます。さっき読んでいただいた聖書の言葉は、どこかで聞いたことがありませんか。
 もういちど読んでみましょう。
6:9 だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。6:10 御国が来ますように。御心が行われますように、/天におけるように地の上にも。6:11 わたしたちに必要な糧を今日与えてください。6:12 わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。6:13 わたしたちを誘惑に遭わせず、/悪い者から救ってください。』」

 どこかで聞いたことがありますよね。そうです。これは、主の祈りとほとんど同じですね。じつは、わたしたちが毎週礼拝でお祈りする主の祈りは、今日の聖書に書いてあったのです。
 このお祈りは、イエスさまが「お祈りするときは、こういうふうにお祈りするといいよ」と教えてくださったお祈りなので、主の祈り、と言います。主の祈りとは、イエスさまのお祈り、イエスさまが教えてくれたお祈りという意味なのです。
 では、主の祈りには、どういう意味があるのでしょうか。主の祈りを最初から見てみましょう。
 まず「天の父、わたしたちの父よ」ですが、これは、目には見えない神さま、神さまは、お父さんのように、わたしたちを愛し、わたしたちを育ててくださるお方です、という意味です。
 それから、「み名があがめられますように」。これは、神さまのことを皆が大切にしますように、ということだと思います。
 そして、「あなたの国がきますように。みこころが、天と同じく地でも行われますように」。これは、神さまのやさしい心がどこの国にも満ち溢れますように、ということではないでしょうか。
 それから、「今日のパンを今日お与えください」。これは、世界中のみんなが今日もご飯を食べることができますように。お腹がすいて苦しみませんように、ということではないでしょうか。
 「わたしたちの負い目をおゆるしください。わたしたちも負い目をゆるしあいます」。これは、わたしたちが人の心を傷つけてしまったら、神さま、ゆるしてください、ということだと思います
 「わたしたちを誘惑におちいらせず、かえって、悪からお救いください」。これは、神さま、わたしたちが自分の弱い心に負けませんように、という意味ではないでしょうか。
 そして、最後に、「国も力も栄えも、限りなくあなたのものです」。これは、神さま、あなたがこの世界を創ってくださいました。そして、守ってくださいます、という意味だと思います。
 では、じつは、これが、こどもさんびかの19番にあります。主の祈りがさんびかになっているのです。これを歌うのは大変なのでCDで聞いてみましょう。

 そしたら、今度は、これを聞きながら、わたしたちの主よ、のところだけ、歌ってみましょう。いつもは、お話の最後にお祈りをしますが、今日はお祈りの代わりに、この讃美歌を歌うことでお祈りにします。


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