SSブログ

《使徒書の御言葉》その31 「わたしたちを神と隣人から引き離す罪の力にはるかにまさる神の力」 [希望と慰めの言葉]

《使徒書の御言葉》その31 「わたしたちを神と隣人から引き離す罪の力にはるかにまさる神の力」

ローマの信徒への手紙6:17あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従うようになり、6:18 罪から解放され、義に仕えるようになりました。

※わたしたちは、神さまや隣人を強く思う時もありますが、たやすくそこから離れ、自分中心の気持ちや言動に戻ってしまいます。その力は、わたしたちの意志では勝てないくらいに強力です。だから、わたしたちは「罪の奴隷」だったとパウロは言うのです。しかし、パウロは、急いでこう付け加えます。いまや、キリストが罪の力に打ち克ってくださり、罪はわたしたちの「主人」ではなくなったと。義がわたしたちの主人になってくださったと。わたしたちが「義に仕える」とは、罪の力にまさる義がわたしたちの主人になってくださったということです。そして、この義とは、神さまの義、神さまのわたしたちに対する義なる態度、つまり、神さまの愛であり、神さまの救いであり、神さまのわたしたちへの誠実さであり、神さまご自身のことなのです。かつて罪に主人として支配されていたわたしたちのために、いまや、神さまこそがわたしたちの主人になってくださったのです。

今週の祈り「神さま、あなたの前で沈黙し、わたしたち自身ではなく、しずかにあなたに心を傾けさせてください。神さま、厳しい現実にも拘わらず、それを包み込むあなたの御国があることを思い出させてください。神さま、突然の出来事で心配になり、祈っている友がいます。どうぞ、その祈りを聞き届けてください。祈りによってお救いくださり、祈りのときをすでに救いの時としてください。神さま、毎日朝から晩まで息苦しい思いを強いられている友がいます。どうぞ、友の心と体をお守りください。イエス・キリストとともに、あなたを仰ぎつつ、このお祈りをおささげいたします。アーメン」

nice!(0) 

nice! 0