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2024年1月14日 [今週の聖書の言葉]

【今週の聖書の言葉】2024年1月14日

はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。(ヨハネ1:51)

 イエス・キリストとの出会い方、その人にとってイエス・キリストは誰かは人それぞれです。聖書の登場人物たちにとってもそうです。
 ヨハネによる福音書によれば、洗礼者ヨハネはイエスを見て、「見よ、神の小羊だ」(1:36)と言います。ヨハネはイエスを「神の小羊」ととらえました。
 また、ヨハネとともにいた二人の弟子はイエスについて行き、「どこにイエスが泊まっているか」(1:39)を見ます。この二人はイエスのいる場所を訪ねました。
 アンデレは「わたしたちはメシアに出会った」(1:41)と言います。アンデレはイエスをメシア、救い主だととらえました。
 ペトロはイエスから「岩」(1:42)と呼ばれることになりました。
 フィリポはイエスから「わたしに従いなさい」(1:43)と招かれました。また、イエスのことを「モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方」(1:45)と認識しました。
 ナタナエルはイエスを「神の子、イスラエルの王」(1:49)だと理解しました。
 イエス自身は上の引用(1:51)のように、天の神さまから地上のわたしたち人間に何かをもたらすお方、伝える者、神さまとわたしたちをつなぎあわせるお方だと言っておられるように思われます。
 これらのうちどれか一つだけが正解ということではなく、むしろ、イエス・キリストとわたしたちの出会いは人それぞれだし、また、一人の人間においても、イエス・キリストと幾重もの出会いをしていることを示しているのではないでしょうか。そして、これは神さまの愛と恵みのゆたかさ、深さを示しているのではないでしょうか。

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