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2022年12月18日 [今週の聖書の言葉]

【今週の聖書の言葉】

「時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。」(ガラテヤ4:4-5)

 神さまは自分の子どもをわたしたちのところに遣わした、とパウロは言います。これは、もちろん、イエス・キリストのことです。それは、わたしたちを神さまの子どもとするためだと言うのです。
つまり、神の子イエス・キリストの誕生は、わたしたちもまた神の子とされるためだ、ということなのです。
 もちろん、イエス・キリストとわたしたちが、まったく同じ意味で「神の子」であるわけではありません。パウロは、イエス・キリストは「神の身分」(フィリピ2:6)だと告白しています。しかし、わたしたちは「神の身分」ではなく、あくまで人間です。
 けれども、イエス・キリストとわたしたちには共通点もあります。それは、神さまに愛されている、ということです。その意味で、イエス・キリストもわたしたちも、神さまの「子」なのです。
 イエス・キリストは神の身分であり神の子です。わたしたちは神の身分ではありませんが、それにもかかわらず、神の子としていただきました。
 このクリスマス、イエス・キリストの誕生によって、わたしたちもまた「神の子」としていただいていることを心に刻もうではありませんか。そして、「神の子」として、神さまに信頼し、神さまの愛のお心に従って生きようという想いをあらたにいたしましょう。

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