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2021年5月2日 [今週の聖書の言葉]

【今週の聖書の言葉】

「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんある。」(ヨハネによる福音書14章1-2節)

神の家には住む所がたくさんある、とイエスは弟子たちとわたしたちに教えてくれます。弟子たちも、わたしたちも、心を騒がせていますが、神はそのふところに受け入れてくださる、と言うのです。
旧約聖書のイザヤ書40章11節にこうあります。「主は羊飼いとして群れを養い、御腕をもって集め、小羊をふところに抱き、その母を導いて行かれる」。

羊の群れも安全や糧や行く先について不安をかかえていますが、羊飼いはそれを導きます。同じように、神もわたしたちを導きますが、小羊のように不安が強かったり歩くのが難しかったりする者はふところに抱いてくれるというのです。

ふところは漢字で書くと懐ですが、これには「いだく」「思う」という意味があります。神の家に住む所があるということは、神はわたしたちのことを深く思い、いだいてくれるということではないでしょうか。

イエスはこのことをわたしたちに教え、わたしたちを神のふところに導いてくれます。それゆえに、イエスは「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」と言います。

イエスは神のふところの深さをわたしたちに示してくれます。それゆえに、イエスは道なのです。イエスは、わたしたちに誠実でわたしたちに命を与えてくれる神を示してくれます。それゆえに、イエスはまことであり命なのです。

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