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イエスさまに会う [こども説教]

こども20210404 イースター  「イエスさまに会う」 マタイによる福音書28:1‐10

 皆さん、おはようございます。今日は、イースターと言って、教会では、クリスマスと同じくらいに大切な日です。
 クリスマスはイエスさまの生まれたことをお祝いする日ですが、イースターはどういう日でしょうか。イースターは、イエスさまが十字架につけられて死んでしまったけれども、復活して、みんなのところに戻ってきたことをお祝いする日です。
 死んだ人が復活する、死んだ人が生き返るなんて、とても不思議に思えますが、聖書にはこういうことが書かれています。
 今から二千年前、ユダヤの国で、イエスさまが十字架につけられて死んでしまいました。そして、十字架から降ろされて、お墓に埋められました。それは金曜日の夕方のことでした。
 その次の日は土曜日で、その次の日の日曜日の朝、イエスさまのことをとても大切に思っていた二人の女の人が、イエスさまのお墓に行ってみました。この女の人はふたりともマリアという名前でした。
 すると、大きな地震が起こりました。そして、天使が降りてきました。天使はイエスさまのお墓にふたをしていた大きな岩を動かして、その岩の上にすわりました。
 ふたりのマリアさんはとても怖くなってしまいました。でも、天使は言いました。「恐がらなくてもいいですよ。イエスさまは、このお墓の中にはいません。復活したのです」
 マリアさんたちは、とても怖かったのですが、イエスさまがお墓の中で死んでいるのではなくて、生き返って、自分たちのところに帰ってきてくれる、と聞いて、とてもうれしくもなりました。
 そして、このことを他の人たちに知らせようと走っていくと、そこにはイエスさまが立っていました。そして、マリアさんたちに「おはよう」と言ったのです。マリアさんたちはとても喜んで、体をかがめてイエスさまの足に抱きつきました。
 すると、イエスさまが言いました。「みんなにガリラヤに行くように言いなさい。ガリラヤでみんなに会おう」。ガリラヤとは、イエスさまとみんなが一緒に過ごした場所のことでした。

祈り:神さま、イエスさまが死んでしまって、みんなはもう会えない、と悲しんでいましたが、イエスさまは復活して、ガリラヤで会おうと言いました。わたしたちも、目には見えないイエスさまに心の中で会うことができますように。イエスさまによってお祈りします。

進級式の祈り:神さま、四月になりました。組や学年がひとつずつあがります。小学校や中学校、高校に入学するお友達もいます。この一年間も、神さまがひとりひとりを守ってください。イエスさまによってお祈りします。

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