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《使徒書の御言葉》その92「無に等しいわたしたちを、神さまは住まいとしてくださいます」 [希望と慰めの言葉]

《使徒書の御言葉》その92「無に等しいわたしたちを、神さまは住まいとしてくださいます」

コリントの信徒への手紙一3:16 あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。3:17 神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ぼされるでしょう。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたはその神殿なのです。

※この手紙の中でパウロはコリントの教会の人びとに、あなたがたは神の神殿です、神さまの霊があなたがたの内に住んでいます、と呼びかけています。神さまが土で人を形作り、命の息を吹き入れられた、という創造物語が思い出されます。コリントの教会の人びとは「世の無に等しい者」「見下げられている者」「世の無学な者」「世の無力な者」だったとパウロは言っています。わたしたちも、人からそのように見なされたり、自分でもそう思ってしまっていたりするかもしれませんが、そのようなわたしたちのなかに、神さまの霊、神さまの息が宿ってくださり、わたしたちのいのちとなってくださるのです。ですから、わたしたちは、他者からも自分からも壊されるようなことがあってはならないのです。

今週の祈り「神さま、あなたに願うことが許され、あなたに委ねるようにお招きくださり、まことにありがとうございます。神さま、横たわった高齢の方がた、病気の方がた、そして、そのご家族に、あなたの平安をもたらしてください。神さま、地震、豪雨、大風の害を受けた方がた、そして、そのかたわらに足を運ぶ方がたを、どうぞ、あなたがお支えください。神さま、わたしたちが自分の思いで人を傷つけることのないように、お守りください。あなたの愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制が、わたしたちの中に実りますように。主イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン」
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