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「神さまはわかっていてくださる、と信頼してお祈りしましょう」 [中高生向けのお話]

中高生礼拝 20180826 マタイ6:5-13 p.9

 「神さまはわかっていてくださる、と信頼してお祈りしましょう」

 皆さん、おはようございます。皆さんはどんなときにお祈りをしているでしょうか。わたしは小学生になるころから、夜寝る前に布団の中でお祈りをするようになりました。皆さんも、お祈りをするなら、布団の中がよいかも知れません。それなら、誰かに見られる心配もありませんから、心の中で、好きなだけ、神さまにお祈りすることができます。

 今日の聖書にもこう書いてあります。6節です。「6:6 だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる」。

 もっとも、これは、人が見ているところでお祈りをしてはいけない、ということではありません。教会の礼拝の当番になれば、人のいるところでお祈りすることもあります。ここでイエスさまが言っておられるのは、人の前でお祈りしてはいけないということではなく、人にほめられようとして、わざわざ人前で人に見せるように祈ることは、偽善者ですよ、善い人のふりをしている偽善者ですよ、ということです。

 それから7節もごらんください。6:7 また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。

 これも長いお祈りをしてはいけないということではないでしょう。夜寝る前、布団の中で、皆さんは、好きなだけ神さまにお祈りすると良いと思います。神さまが願いを叶えてくれるかどうかはわかりませんが、神さまは皆さんのお祈りをしっかりと聞き、きっとどうにか、なんとかしてくださることでしょう。自分の願っている通りでなくても、神さまはかならずなんとかしてくださいます。

 8節の後半にこうあります。8節bあなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。

ここでイエスさまは、わたしたちが願う前から神さまはわたしたちに必要なものをご存知だということを教えてくださいます。わたしたちは、どのようにお祈りしたらよいのかわからなったり、お祈りし忘れたことがないか心配になったりすることがあるかも知れませんが、そのときは、主の祈りを唱えればよいのです。
 
9節をごらんください。6:9 だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ・・・
 
ここからさきは、わたしたちが礼拝でお祈りする主の祈りです。主の祈りは、じつは、このようにイエスさまが教えてくださったお祈りなのです。
 
わたしたちは、自分の言葉でお祈りをしてもよいし、自分の言葉でお祈りができないときは、主の祈りを唱えてもよいのです。あるいは、目を閉じて、10秒間静かに黙祷をしてもよいのです。いずれにしろ、神さまが聞いていてくださる、神さまがわかっていてくださる、と信頼してお祈りするとよいと思います。
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